サイトアイコン 息子の慶應中等部受験…奇跡の合格ブログ

「うちの子ケアレスミスが多いんです」という親

 

いろんな受験の相談に乗っていると、親御さんからとてもよく聞く言葉があります。

それが「ウチの子、ケアレスミスが多いんです」という言葉。

 

みなさんも薄々気付いていると思いますが、これは子供の成長を止める禁断の言葉なのではないかと思うんですよね。

 

親が我が子に対し「ケアレスミスが多い」と思うのは何故なのか?

そしてそれが何故、お子さんの成長を止めてしまうのか、考えてみましょう。

 

 

ケアレスミスが多いと言う親の考え方

「この問題なんか、解き方は合ってるのに計算を間違えて、結局得点できなくて」

「ずっとこんなのばっかりなんです」

 

こうした言葉を言ってくるお母さんはとても多いです。

つまり、ケアレスミスと言いたいわけですね。

 

この言葉を発するお母さんの気持ちを細かく考えてみましょう。

 

 

 

といった感じではないでしょうか。

 

 

気付いた方も多いと思いますが、このお母さんはケアレスミスという言葉で逃げているのです。

親は頑張って支援してるのに、なかなか成績が上がらない子供にストレスを感じている、と言ってもいいでしょう。

 

ただ、一つ言いたいのは、中学受験にケアレスミスというものはない、ということです。

もしそれが受験本番で、解き方は分かってるけど計算ミスだけだから〇にしよう、なんてことはありません。

 

ということは、この子はミスをしたのではなく、紛れもなく「出来ていない」ということなのです。

 

 

お母さんはきっとこう思いたいに違いありません。

「100点満点のテストで60点だった。だけど見たところ計算ミスや書き損じで20点分損をしている。この子の実力は本当は80点だ」

 

 

違うんです。

この子の実力は、申し訳ないけどやっぱり60点なんです。

さらに言えば、もっと書き損じなどがあれば、もっと点数は低かったのかもしれません。

 

わずかな書き損じや計算ミスは、ケアレスミスなのではなくやっぱり「間違い」なのだと気づいてください。

 

それをケアレスミスと表現すると、あたかも「本当は出来たけど、今回はしくじってしまった」と逃げたことになります。

ケアレスミスではなく、実力が足りなかったと認識することで、次に進めるのだと理解して欲しいです。

 

 

親がケアレスミスを指摘すると、子供の成長が止まる

このケアレスミスの指摘、塾の先生や私に言うくらいならまだいいのですが、子供に言ってしまうと非常にマズイです。

 

実は私も息子が小5の時は散々「何でこんな簡単な計算でミスしちゃうんだ?」「式はあってるのに!」と何度も言ってしまってました。

しかし何度注意しても息子のミス(=間違い)は治りませんでした。

 

それでようやく気付いたのです。

私がケアレスミスと表現することで、息子が勘違いしてしまっていることに。

 

 

息子は自分が出来る子だ、と勘違いしてたのではないかと思います。

それは親が「ミスで失点してるけど、本当は80点の実力がある」と思ってしまっている事が、子供にバレてるからではないでしょうか。

 

その結果、子供も「俺は本当は出来るんだ。ミスしたから今回は点数低いけど」と思ってしまう。

これが非常に危険なんです。

 

 

息子は私の不用意なケアレスミス発言で、しばらくこの勘違いをしてしまいました。

その結果、「俺は本当は出来る」と思い込み勉強をサボるようになり、かなり時間を損してしまったのです。

 

転塾し、個別指導の先生から「ケアレスミスではなく間違いである」と教えられ、何度も泣かされているうちにようやく気付いたのか治ってきましたが、もしあの時のまま受験に突入していたらと思うとぞっとします。

 

 

ケアレスミスという表現に潜む罠
  1. 子供が自分は本当は出来ていると勘違いする
  2. その結果、あまり基礎の反復練習をしなくなる
  3. 演習が足りず、いつまでたっても同じ間違いを繰り返す
  4. さらに慶應受験に必須のスピードもついてこなくなる

 

 

一部のお子さんを除き、たいていの子供は勉強は嫌いです。

特に知識を身に付けるとか、知らないことを知る楽しみがあまりない受験勉強であればなおさらです。

 

だからこそ、ケアレスミスという言葉は、お子さんの心をいとも簡単に蝕んでしまいます。

 

ケアレスミスという言葉に惑わされないよう、その言葉を使わないようにしていきましょう!

 

 

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