今年も中学受験が終わりました。
コロナ騒ぎがあって大変だったかと思いますが、2月上旬はまだ国内で感染者もなくギリギリ通常の雰囲気で受験が出来たので良かったのではないかと思います。
ここ数年附属校人気は高く、大学の入試改革が混迷を極める中、しばらくは附属校人気は続くものと思われます。
では、今年の慶應中等部の倍率はどうだったのでしょうか?
志願者数 | 合格者数 | 倍率 | |
2016年度 | 男子:912名
女子:397名 |
男子:155名
女子:58名 |
男子:5.9倍
女子:6.8倍 |
2017年度 | 男子:851名
女子:420名 |
男子:157名
女子:56名 |
男子:5.4倍
女子:7.5倍 |
2018年度 | 男子:1016名
女子:492名 |
男子:153名
女子:59名 |
男子:6.6倍
女子:8.3倍 |
2019年度 | 男子:991名
女子:511名 |
男子:170名
女子:54名 |
男子:5.8倍
女子:9.4倍 |
推移を見てみると、いまだに高い倍率となっているのがわかります。
ただこれらは志願者倍率なので、実質倍率はもう少し下がるものと思います。
こうなると、親としては1次試験の合格者最低点や合格者平均点などを知りたくなってしまいますが、慶應中等部は残念ながら公表していないので、各塾でも言われる「8割以上」を目標にしていくしかないですね。
では各塾の慶應中等部の80%合格ライン偏差値はどうなっているのでしょうか?
サピックス…男子:58/女子:63
四谷大塚…男子:64/女子:70
日能研…男子:64/女子:68
相変わらずサピックスは偏差値が低く出ています。
中学受験界の王者としての誇りなんでしょうか。
2020年度に慶應中等部の受験を考えておられる親御さんに言えることは、四谷大塚の模試で取った偏差値を、サピックスの偏差値に照らし合わせるのはやめて下さい、ということですかね(笑)
ただ、慶應中等部の1次試験は、問題が平易なため誰でもチャンスはあります。
本当に行きたいならチャレンジできる学校なので、あまり偏差値にとらわれすぎない事も大事ですね。
我が家は本当に行きたい学校として慶應を受験し、偏差値などは全く無視。
一方、偏差値情報は併願校の決定などに使っていました。
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