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子供の「〇〇〇」という口ぐせは危険なサイン

目安時間:約 6分

いよいよ中学受験のための勉強も本格始動する時期になってきました。

 

ここからの1年はあっという間。

うかうかしていると、すぐに受験です。

 

今のうちにお子さんと話をしてどの中学をターゲットにしたいのか会話を重ねて行って下さい。

 

さて、今日は中学受験を進めて行く上で、おそらく口をついて出るであろう口ぐせについて話します。

 

危険なサインの子供の口ぐせとは?

思い返すと、息子の中学受験は本当に薄氷の上を歩くようでした。

 

ブログでも紹介してますが慶應に入りたい気持ち過多なのに勉強をやる気がなかなか起きないという状態。

後半の巻き返しがなかったらどうなっていたことか…

 

そこで思い返してみると小学5年生から「ある口癖」を連発していたな…と。

 

息子がお世話になった慶應専門塾の先生に言わせると、「第一志望校に合格できない子が言う口癖NO1」とのことでした。

 

その口ぐせとは

 

『一応…』

 

です。

 

 

母親「塾の宿題やったの?」

息子「んー、まあ、一応」

先生「第一志望校はどこなの?」

息子「まあ、一応、慶應です」

 

 

同様の口ぐせに「とりあえず」「たぶん」もあります。

 

 

どうです?

思い当たる節はありませんか?

 

 

散々宿題をやったやらないで喧嘩をしていて、一応やったと言われたらそれ以上はもう追求する気がなくなりますよね?

 

恐らくきちんとは出来てないけど、手を付けたんだから進歩したかな、と思って放っておく。

これが失敗への第1歩。

実は進歩でもなんでもないんです!

 

 

お子さんが「一応」と言う時、子供は逃げの体勢に入っていると思ってください。

 

「きちんとやってはいないけど手は付けた」

「だからうるさく言わないで」

「次頑張るから」

 

 

そんな気持ちが「一応」という言葉になっているのです。

本気で頑張ってるわけではなく、これでは学力は上がりません。

 

子供が「一応」と言い出したら?

では、お子さんがこの口ぐせを使うようになったらどうすればいいのでしょうか?

 

素直な子であれば、「一応」の結果がどうなるのか、お子さんに認識させることです。

 

まずは問い詰めず、好きにさせる。

そして、小テストなどの結果が出るまで待って、「一応やったのかもしれないけど、それじゃ足りないね」と諭しましょう。

 

 

次に「一応」というあいまいな言葉を使わずに話すよう要求しましょう。

 

宿題のどの範囲までをやり、何が間に合わなかったのかを怒らずに聞くことです。

「何でやらないの!」と怒るのではなくあくまで確認という形で。

 

そうやって手順を踏めばお子さんも徐々に自覚して行けます。

 

実際この曖昧な言葉は使わせない「NGワード作戦」で、子供を前向きにさせた方もいらっしゃいます。

 

 

ですが…私の息子のようにひたすら頑固で親の言う事を聞かない子であれば、塾の先生に相談するのが一番です。

 

親の言う事はそろそろ聞かなくなる年頃でもあり、塾の先生からの叱責の方が効く場合も多いのです。

 

 

 

参考までに言うと、息子の場合は授業終了後、宿題をその場でやらせる全部やるまで帰れません!」スタイルでした(笑)

 

帰宅が23時とかになるケースもありましたが、そこは迎えに行くというサポート体制。

家で勉強できない息子にはこのスタイルがとても合いました。

個別指導塾ならではの無理なお願いでしたね(笑)

 

 

おかげで家で私や妻が「宿題やったの?」と聞く回数も減り親の精神も安定するようになりました。

 

 

 

さて、あなたのお子さんは、どちらのタイプでしょうか?

お子さんに合った手法で目の前の困難から逃げるクセをなくしてあげてくださいね。

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