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埼玉県入試解禁日 栄東の倍率が凄い!&その他の学校の倍率は?

目安時間:約 7分

 

いよいよ本日、埼玉県の中学入試解禁日を迎えました。

埼玉で最も受験生に人気のある栄東がいち早く入試を行いましたが、皆さん受験されましたか?

 

慶應を狙っている人からすると、附属校でないため受験しないという人もいるかもしれませんが、栄東の人気はとにかく凄いですね!

 

赤羽から専用の電車らしきものも出ていましたし、校門前には各塾の先生方がのぼりを持って応援するおなじみの光景も。

いよいよ今年の中学入試も始まったな、という感じです。

 

栄東の倍率は?浦和明の星女子や立教新座は?

SAPIX小学部の出願者数速報によると、出願を締め切った学校の確定出願倍率は、浦和明の星女子(第1回)が17.03倍、栄東(A日程)が43.53倍、さいたま市立浦和(第1次)が男子3.08倍・女子3.88倍など。

 

入試日が1月25日の立教新座(第1回)の倍率は、1月10日時点で14.30倍となっているので、中学受験人気はますます過熱しているようです。

 

そのほか1月10日時点の倍率速報が発表されている学校は、市川(第1回)が男子8.58倍・女子9.51倍、栄光学園が3.96倍、浅野が3.24倍、フェリス女学院が2.45倍、洗足学園(第1回)が2.33倍、横浜雙葉が1.95倍などとなっています。

 

この倍率に怖気ず、これまで頑張ってきた実力を発揮してもらいたいですね!

 

 

1月入試をなめたらダメ!

東京や神奈川在住の受験生にとっては、1月入試を実施する埼玉・千葉の学校は遠く、まず第一志望校ではないでしょう。

しかし、1月入試は決して「模擬試験」ではありません。本物の「入学試験」だということを改めて強調したいです。

 

地元の受験生には、その学校への進学を熱望し、受験勉強に日夜打ち込んできた子がたくさんいます。

中には「お試し受験なんて、そういった子たちに失礼だ!」という意見が多くあるのも事実です。

 

そんな緊張感の漂う1月入試の学校を受験する当日は「今日はこの学校が第1志望校なんだ」というくらいの強い気持ちで臨まないと、大やけどをしてしまうことになりかねません。

 

それにもかかわらず、「1月入試は練習台」「1月入試は滑り止め」…というふうに入試を甘く考える親子もいます。

滑り止めなんて思いで挑み、予期せぬ不合格にパニックになった親子はそのショックを引きずったまま、2月を迎える羽目になってしまうこと請け合いです。

 

また1月入試ではちょっとした障害に出くわす可能性もあります。

教室の暖房が効きすぎていて暑い、反対に寒い、机が凸凹していて書きづらい……などです。

いつもと違う環境に戸惑って、試験の時間配分に失敗することもあれば、模試とは違う雰囲気にのまれ、実力を発揮できない子もいるかもしれません。

 

しかし、そうした苦い体験こそが2月1日以降に向けた絶好の「備え」となる、と理解してください。

1月入試は、まごうことなき本番・・・その意識で挑んでくださいね。

 

1月受験は必ず合格を勝ち取ろう!

慶應を目指すみなさんに是非言っておきたいのは、絶対に「合格」は1つでいいので勝ち取りましょう、ということです。

 

いろんなタイプの子がいるとは思いますが、やはり1月受験で全敗して迎える2月の慶應入試は避けたいです。

1月校で合格を一つも取れていないと、どうしても焦ってしまいますし、子供の自信がなくなってしまうケースも多々あります。

1月入試で失敗し、気持ちを立て直せず、慶應受験に失敗してしまったお友達も多くいました。

 

1月入試は全勝でもいいくらいです。

 

ここも受かった、あそこも受かった、全部受かった!私やるじゃん!!

くらいのノリノリで2月1日を迎えるのが気持ち的にはベストだと思っています。

息子は3戦3勝で2月1日を迎えましたし。

 

ただ、中には調子に乗って勉強しない子もいるので要注意です。

偏差値の高い子であれば、御三家組でも合格が難しい「渋谷幕張」などをあえて受験し、一度挫折を味わって、「何故落ちたのか?何が足りないのか?」をフードバックしながら本命につなげるという作戦もアリです。

 

ただ、やはり全敗はよくないです。

もしレベルの高い学校ばかりを受験されているのであれば、1校くらいは合格できそうな学校を入れておきましょう。

 

そして、気持ちよく慶應を受験することをお勧めします。

 

慶應は2次面接対策も大切!

また慶應は1次試験だけでなく2次試験で面接及び体育実技があります。

 

これが意外と関門で、ご存知とは思いますが面接で半分以上が落ちてしまいます。

なので、面接対策は必須です。

 

しかし今のこの時期、子供は筆記対策がメインでしょう。

むしろ面接対策は、お父さんお母さんに必要であると言っても過言ではありません。

面接を甘く見ず、お子さんが必ず慶應の1次に合格すると信じて、いまから対策を練ってあげて下さいね。

 

息子の経験もふんだんに取り入れ、恩師の慶應専門塾の先生と共同で執筆した「慶應中学3校の2次試験対策マニュアル」を期間限定で発売することにしましたので、こちらをご参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

では、2019年入学入試本番、頑張ってください!!

 

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