いよいよ慶應の受験まであと2か月と迫ってきました。
中には願書の自己紹介欄を書くのに必死、という方もいるのではないでしょうか?
あれ、親が書く欄がかなりあって、大変なんですよね。
そして今は、子供にどういう併願をさせるべきか、頭を悩ませている時期かと思います。
そこで、改めて慶應3校の受験日程と攻略法をお伝えしたいと思います。
慶應普通部の募集要項です。
1学年 男子 約180人
2019年1月9日(水)~1月16日(水)
※郵送必着のこと。窓口受付はありません。
慶應普通部校舎
2019年2月1日(金)8:20分集合 8:50分から16時ごろまで
2019年2月3日(日)13時~15時 合格発表
2月1日、東京神奈川の私立受験開始日の受験になります。
まずは1月の埼玉・千葉受験で、万が一の場合に行っても良いと思える学校を1~2校受験しておきましょう。
どんなに模試で慣れていても、本番は空気感が違います。
緊張して実力が発揮できない、ということのないよう充分準備しておいた方が良いでしょう。
また、近年午後受験が盛んです。
15時スタートで2教科で判定、なんていう学校もあります。
慶應普通部受験のご家庭からは、「午後受けるとしたらどこが良いでしょう?」というご質問をされる場合がありますが、普通部はかなり遅くまで拘束されます。
また初日の緊張感ははんぱないので、慶應普通部を受けるのであれば、1日の午後受験は避けた方がいいと思います。
また、面接があるからといってカチッとした服で行こうという方もいらっしゃいますが、おすすめ出来ません。
体育実技があるからです。
スーツで激しい運動をする羽目になったら、子供がかわいそうです。
軽い運動が出来る服装で、かつ運動靴を履いて受験に臨むようにしてください。
また、受験生は一度校舎に入ったら、面接終了まで学校から外に出られません。
お弁当と水分補給するもの、さらには待ち時間が長いので、書物や2日以降に役立つ問題集などを持参した方がいいでしょう。
慶應湘南藤沢中等部の募集要項です。
1学年 男女約70人(帰国生入試の約30人は除く)
2019年1月9日(水)~15日(火)
※簡易書留によい郵送受付のみ。窓口受付はありません。
出願時に下記1または2のいずれかの方法を選択。出願後の受験科目の変更は一切認められません。
慶應湘南藤沢中等部校舎
2月2日 8:50集合 9:15から試験開始し12:45まで
2月3日 13時~17時 1次合格発表@慶應湘南藤沢 同時に1次合格者の保護者に2次試験に向けての書類配布あり
2月4日 2次試験 女子・男子の順。男子は午後になることが多い。
2月5日 13時~17時 合格発表
慶應湘南藤沢のネックは、とにかく遠いこと。
1次試験の際、湘南台の駅から学校へ行くスクールバスは、当日かなり増発されてはいるもののかなり並びます。
外で待つ時間がとにかく長くなるので、防寒対策は念入りにしましょう。
バスはPASMOが使えたので、是非持っていくとスムーズです。
また、湘南藤沢を受けた後に午後受験をする場合、とにかく湘南台へ行くバスが大渋滞します。
お子さんには、受験が終わったらすぐに出るよう言って含めましょう。
また、たいていの場合ゆっくりお昼ごはんを食べる余裕はありません。
我が家も含め、多くの受験生がダッシュでバスの列に並び、電車内でおにぎりをほおばっていました。
この日は午後受験できるチャンスでもあるので、ぜひ併願校を一つ入れておくといいでしょう。
慶應中等部の募集要項です。
1学年 男子約140名 女子約50名
2019年1月10日(木)~11日(金)
※簡易書留によい郵送受付のみ。窓口受付はありません。
※出願期間が短いので注意しましょう。我が家では私が会社を抜けて港三田四郵便局から出しました。
慶應義塾大学三田キャンパス 男子:第一校舎 女子:西校舎
2月3日 8:30から試験開始し12:30まで
2月4日 15時~17時 1次合格発表@慶應中等部掲示板 同時に1次合格者の保護者に2次試験に向けての書類配布あり
2月5日 2次試験 体育実技と保護者同伴の面接
2月6日 15時~17時 合格発表
2月7日 10時~13時 入学手続き@慶應中等部校舎
慶應中等部はアクセスも良く、行くのにそれほど困りません。
しかしこの時期、よく雪が降ります。大雪の場合、都内の交通機関は大幅に遅れることが予想されます。
少し時間に余裕を持っていく方がいいでしょう。
また受験が終わって出てくると、同日13時から普通部の合格発表、及び慶應湘南藤沢の1次試験の発表があります。
ネットで見てもいいのですが、せっかくなら子供と一緒に見に行くことをお勧めします。
小学校の間に頑張ってきた集大成でもあるので。
子供と一緒に普通部へ見に行き、お母さんは湘南藤沢へ、という連係プレーがオススメです。
また我が家もそうでしたが学力に不安がある人は3日の午後や翌4日も併願校を入れていると思います。
出来ればここは面接対策に費やしたいところですので、それまでに他の抑え校に合格しておき、併願校受験は辞退。
開いている時間をSFC及び中等部の面接対策に費やす方がよいでしょう。
その意味でも、1月校の合格、及び2日午後に受ける抑え校の合格は必須と考えて下さい。
我が家は1日の普通部をスキップし、国学院久我山ST、中大横浜に焦点を絞って受験。
合格を頂けたことから安心して2日・3日の受験に臨めました。
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