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首都模試(11月)の成績と感想

目安時間:約 15分

 

息子の成績のレベルを測っていた模試・首都模試。

別名、統一合判。

 

11月も受けました。

 

9月はまさかの好成績に喜んだものの、10月は一気に降下。

塾の先生が変わったことが息子にとって良くなかったのか、全ての教科でダメでした。

 

ちなみに、当ブログを読んでくださっている方なら、普段のダメさ加減がよくわかると思いますが、初めての方もいるかと思うので改めて伝えます。

 

レベルが高く、御三家をはじめとした凄い私立を狙っている子は、普通はサピックスオープン(SAPIX)、合不合模試(四谷大塚)、全国公開模試(日能研)などを受けると思います。

息子はその模試では、最後まで偏差値50程度でした。

 

いや、ちょっと見栄張ってしまってますね。

サピックスオープンだと40前半でした。

 

これからお伝えしていきますが、基本問題の多い首都模試では偏差値が高く出るので「あれ?まあまあじゃん?」とか思うかもしれませんが、11月にこの成績では、慶應を受けられるレベルではないのです。

この時期、息子はとにかく慶應に特化した勉強をひたすらやっていました。

 

10月から比べると、やや回復傾向

 

こちらが11月の成績。

国語は先月が101点だったのが、114点まで回復。

まだまだ漢字や簡単な問題での取りこぼしがあるので、もうひと頑張りしたいところ。

 

算数は本来得意なはずだけど、算数の先生が変わったことがいよいよ深刻な状況に。

先月はまだ110点あったのが、一気に95点へ落ちてしまいました。

特に中学受験における算数の重要性は高いです。

他は出来なくても算数さえ出来れば合格できる、くらいの重要度。

その肝心の算数がここまで落ちるとは…。正直、焦っています。

 

社会は前回60点→67点と微増。

平均点が落ちる中、数字を伸ばしているので、まあ少しづつ勉強の成果が出てきているのかなと思います。

 

理科は前回57点→67点へと増加。

本来もっと取れるはず、と言われましたが、スランプの中では何とかなった方だと思います。

 

というわけで、4教科合計で見ると、10月が328点だったのが、今月は344点へ。

まだまだ塾では算数の先生との相性悪い問題が続いてますが、回復傾向になったのは少し安心材料でした。

まあ、もし普通にレベルの高い子なら400点は越えてくるので、良かったとも言えないのですが。

 

とはいえ、

  • 模試の結果に一喜一憂しない
  • 偏差値に騙されるな

という塾の教えもあるので、参考程度と考えてます。

模試はあくまで「弱点をあぶり出すツール」。偏差値は「併願校を決める時に若干参考にする程度」と思ってました。

 

また、全国のランキングを見てみると

こんな感じでした。

10月から比べると、よかった…とも言えますかね。

 

しかし…算数が…

 

志望校と併願の可能性のある学校の合格率

さて、11月くらいにはある程度の受験校のラインナップは見えてきていますよね?

我が家では成績に関わらず絶対受けると決めていたのが

  • 慶應湘南藤沢中等部
  • 慶應中等部

の2校です。

 

普通部は考えてはいましたが、さすがに2月1日~3日まで全て慶應で固められるほどの成績ではなかったので、2月1日の普通部を回避することにしました。

 

その上で、併願校をどうするか考えつつ、息子と相談しながら併願校を記入。

その合格率が、以下の通りになっています。

 

第1志望・慶應湘南藤沢の合格率

10月よりはマシな結果になりました。

とはいえ、今の成績では正直厳しいと言われている学校でもあります。

たとえ首都模試で合格率80%になっても、それは信じるなと言われてることもあり、まあ参考程度と言った感じで見てました。

息子のやる気の為には、もう少し上に出るといいのですがね…

 

第2志望・慶應中等部の合格率

こちらも10月よりはマシな感じになりました。

それにしても…再考圏と合格圏の間がすごく細いのはいったい何故??

息子は慶應に合格する為だけの勉強をしているので、こうした模試の成績はほぼ無視してますが、気になる。

 

1月校の本命・立教新座の合格率

色々先生や息子と相談しながらラインナップに入れたのが、立教新座です。

偏差値50から慶應を目指すという無茶なことをやっている以上、ある程度1月に合格できる学校を持ってくる必要があります。

大学附属志望の息子なので、「早稲田佐賀」はもちろん受験しますが、ここは本当に最後の砦。

中学から寮というのは、親の方が不安ですし…。

 

そこで出てきたのが立教新座でした。

ウチから遠いけど、まあ通えなくはない。

キャンパスも広くて立派だし、気に入りました。

また、先生によるとある程度上位層(トップレベルではない)は、併願ラインナップに立教新座を入れるそうです。

模試では合格率は80%と出るけど、実際合格は厳しいとの答え。

ただ、慶應を受ける子も比較的多く受験するので、ここが受かるかどうかで今年の慶應受験者の中での自分のレベルが分かるとのこと。

 

逆に言うと、立教新座に落ちるようなら、慶應の合格も結構危ない、とのことでした。

いわばバロメーターとして使ってるんですね。(いい学校なのに)

 

と思ってよく見ると、定員100名に対し合格者が757名。

なるほど…と思いました。

(つまり8割以上が合格しても行かないということなので、皆腕試しで受けてるということ)

 

バックアップ校も考え出し、桐蔭を検討

 

今の息子の学力からすると、慶應は本当に博打。

そのため本当に合格する可能性のある学校も考えました。

その中で気に入った学校がいくつかあり、国学院久我山STや桐蔭学園中等部などを考えました。

 

今回は桐蔭を記入してみたのですが、ここはまあ一応合格圏内。

ただ、実際に学校を見に行った息子が「ここ嫌だ」と言い出したので、結局受けませんでした。

 

立教新座は気に入って、桐蔭学園が気に入らなかったのはいったい何故か?

本心はよく分かりませんが、本人曰く「キレイな学校がいい」とのこと。

 

いや、それ言うなら慶應中等部も歴史ありすぎる学校だよ?と言ったのですが‥

 

どうやら本当のところは、学校で仲良くない子が桐蔭を受けるということを聞いたようで、それが本当の理由かな、と思いました。

この友人関係で学校を決めるというの、よくあるようです。

また実際気に入らない子と3年間(附属の場合6年間)一緒というのは苦痛なので、いい判断かもしれないですね。

 

長期戦になった場合の最後の砦・神奈川大学附属

2月3日くらいまでで合格が決まるといいのですが、不合格が続いていくとずるずると受験することになります。

その最後の砦として、2月5日に受験がある神奈川大学附属を記入してみました。

 

合格圏になってるので、一安心…と思いきや、ちょっと待ってください。

 

こちら神大附属のC日程になるのですが、定員15名のところに応募数399名、受験者165名もいます。

これは、同じように考えている人が多いということ。

さすがに御三家レベルの人はいないと思いますが、それに準じるレベルの子たちが、万が一志望校に不合格となった時の最後の砦として神大附属を選んでいるのです。

 

そのため、合格圏と出ていても全く意味がありません。

なんぜ15人に1人くらいしか合格しないのですから、レベルが足りていてもライバルが強すぎて全く安心できないのです。

 

最悪地元の公立でもいい、と思えるならここを受験してもいいですが、そうでないなら神大附属の2月5日受験は結構博打なんだな、と思いました。

 

首都模試(11月)を受けた感想

10月の落ち込み具合が酷かったので、ここからさらにズルズル落ちるのではないかと心配してましたが、何とか踏みとどまりました。

息子も塾の先生と争いまくり嫌気がさしていたようですが、それよりは慶應に合格したいという想いの方が勝っていたようで、不満を言いつつもそれなりに勉強していたのです。

 

塾ではさすがにこの時期からは追い込みが始まりました。

徹底的に過去問演習をさせ、慶應の問題に慣れる特訓ですね。

 

最終的にこれが良かったのだと心から分かりましたが、当時は本当に不安でした。

でも不安がってるのを子供に見せる訳にもいかないし、「とにかく頑張ろう!」という謎のスポ根漫画みたいなセリフを言ってたような気がします。

 

皆さんもこの時期の模試で躓くと、思わず子供に「そんなんじゃ合格しないよ!」と言いたくなると思いますが、我慢しましょうね。

そんなことは子供の方がよーくわかっているのです。

 

 

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慶應受験専門塾の先生と共に、我が家の受験の経験と先生のノウハウを組み込んだ、慶應中等部・普通部・湘南藤沢の受験に特化した情報提供サイトです。

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