いよいよ出願時期が迫ってきています。
そんな時、ふと気になりませんか?
「みんな、何校くらい受験するのかしら…?」と。
今回は、中学受験では何校くらい受験するのが良いのかについて、お話ししたいと思います。
受けられるところがあるなら、どんどん受ければいいじゃん!
なんて思っていたら、それは大きな間違いです!
実は併願校をたくさん受けると、様々なリスクが生まれてくるのです。
受験は1月・2月で行われます。
毎年ニュースにもなっているのでご存知かと思いますが、この時期猛威を振るうのがインフルエンザ。
一度かかってしまったら高熱が続き、1週間程度外部と接触禁止になります。
大事な受験の時期にインフルエンザにかかってしまったら、これまで頑張ってきたお子さんの数年間が台無しに!
なので、絶対インフルエンザにはかからないよう、防御してください!
で、もし1月にどんどん受験させたらどうなるでしょう?
インフルエンザのリスクは、人が集まると高まります。
受験会場なんて、塾よりもはるかに多くの子が集まる場所。インフルエンザ発症前の子もいたりするかもしれません。
もしそんな子と同じ教室になったら…
つまり受験に行かせるということは、毎回インフルエンザ、引いては風邪のリスクにさらされる、ということなのです。
特に2月が本命の場合、1月校は出来るだけ少なくしておくことが大事です。
無暗に受けると、本命校前に熱でダウン…ということもあるのです。
外的環境から身を守る!乳酸菌&ビフィズス菌入り【ちょーきれい!善玉ガード】
1校あたりの受験費用は、おおよそ3万円です。
もしお子さんが10校受ける、となると…30万円もかかります!
まあ、30万円なら仕方ないか…
と思われますよね?
しかし、実はもっとお金がかかるリスクがあるのです。
それは、「入学金」です。
多くの学校では、期日までに「入学金」を振り込まないと、合格取り消しとなります。
これが、1校あたり20万~60万くらいとふり幅が広く、親を悩ませます。
例えば、こんな受験をしたとします。
変な話ですが、落ちれば問題ありません(お金的には)。
しかしA校に合格し、B校の結果が出る前に入学金を入れなくてはならない場合、親としては入金しますよね?
これで30万
で、B校に合格し、よかった~なんて思ってたらC校の結果が出る前に入学金を入れなくてはならない。
しかし子供は万が一の時はB校に入りたいんだから、入学金30万を入れます。
当然ですが、A校の入学金はパアになります。
で、2月の本命に合格…
すると、今まで払ってきた60万円が、一瞬にしてパアになってしまうのです!
だから、闇雲に何でも受ければいいというものではありません。
子供が本当に行きたいところ、そして万が一のバックアップはどの学校か、ただ受けるだけの学校は何か?
そうした点をきっちり詰めて、臨んでくださいね。
ちなみに、受験費用捻出のため最も役立ったのは、住宅ローン見直しでした(^-^)
借り換えたら結構安くなって、驚きでした。
では、皆さんは何校くらい受験するのが一般的なのか?
多くの家庭では、6~7校受験する方が多いです。
(ただこれは出願数であって、3校目を受けて合格し、残りは放棄という人もいます)
だから、本命校を軸に、5~6校をピックアップするのが一般的だと思ってください。
ただこの時注意すべきなのは、「合格したら行きたいと思える学校」を選ぶことです。
息子の場合、慶應への熱が強すぎて困りましたが、一般的には「ここなら行ってもいいな」と思える学校が複数あるはず。
そうした進学してもいい学校を、併願校に持ってくることが大事なのです。
その理由は、もし「特に行きたくもない学校」を受験し、そこしか合格しなかった場合、子供の学生生活が暗いものになるからです。
「俺は本当はこんなとこ来たくなかったんだ!」なんて空気を振りまく子が、その学校に馴染むわけはありません。
同じような理由で「滑り止め」という表現も厳禁です。
我が家も「慶應落ちたら行きたい学校」という表現をしていました(当然全て下見しました。早稲田佐賀以外)
というわけで、本命の学校を中心に、同じ出題傾向にある学校を5~6校入れるのが良いと思いますよ!
コメントフォーム