受験本番前日の勉強法＆過ごし方とは

2018年01月31日

目安時間：約 9分

みなさま、いよいよ明日、中学受験が本格的に開始ですね。

天気予報では、まさかの雪・・・あまり積もらないことを祈ります。

そういえば、韓国では日本以上に受験熱が高いですよね？

昨年日テレのニュースで見たのですが、韓国では中学受験はなく、大学受験１発勝負だそうで、その分それにかけるエネルギーが凄いようです。

日本のセンター試験でもありましたが、パトカーで遅刻しそうな受験生を送り届けるくらいは当然で、なんと受験の時間帯には飛行機を飛ばさないようにするほどだとか！

それに伴う狂騒話もたくさんあって…。

受験前日に参考書を捨てて大学入試に臨むことがここ数年のいわば「お約束」となっているそうですが、２０１７年の受験前日、韓国南部でマグニチュード５．４の地震が発生。

試験会場に亀裂が入るなどの被害が出たため韓国政府から「２０１８年度の入学試験を１週間延期する！」という通達が。

これにビックリしたのが、受験生たち。

「お約束」に従って、もう全ての参考書などを捨ててしまっていたのに、１週間の（余計な）猶予が出来てしまったため、また勉強しなくちゃならなくなって、慌ててゴミ集積所を漁ったというエピソードが流れていて、つい笑ってしまいました。

でも、真剣だからこそ、そんなことも生まれるわけなんですよね。

息子に「受験前日」の気持ちを聞いてみました

せっかくの機会なので、今回は息子に「受験前日」にどういう気持ちでいたのか、インタビューしてみました。

今年受験をされるお父さんお母さんの参考になればと思います。

前日に何か気をつけていたことはあるの？

１月校に受かってたから、それでかなり気分的には楽だったよ。
前日にはもはや何か新しいことをやろうという気持ちはなくって、とにかくいつも通りのことを、いつも通り淡々とやろうと思ってた。

出そうな問題の予想とか、過去問を最後にもう一度やるとかは？

うーん、そういうのはやらなかったなぁ。
というかお父さん、受験生ってほぼ皆必死で勉強をやってきてるんだよ。
だから、前日に新たに覚えることとかはないと思うよ。
あ！でも、直前にやった方がいい事、思い出した！「理科」と「社会」！
暗記科目の場合、ざっと見直して「思い出す」という作業はした方がいいかも。
だって、直前で見たやつが受験で出てきて、笑いそうになったもん！
あの直前の見直しで、俺１０点くらい得したと思う！！

じゃあ、何の不安もなかった、ということかな？

あるよ〜！あるに決まってるじゃん！
僕の場合、超緊張するタイプだから、本番がヤバかったんだよ。
１月校も電車の中とかでのドキドキ、すごかったもん。周りの人たち、みんな天才に見えたし。
だから「いかに平常心を保つか」という事が大事だと思ってたんだ。
直前は変わったことをせず、今まで通りに過ごして、テスト受ける。それが一番大事じゃないかなぁ。

お父さんが受験会場で送り出す時色々声かけてたでしょ？迷惑だったの？

そうでもなかったよ。お父さん、多分気を紛らわそうとして結構冗談とかいっぱい言ってくれてたでしょ？
送り出す時に「どうせ今までやったこと以上のもんは出ないんだからとっとと終わらせてこい。きっと大丈夫だから、蹴散らしてこい」とか、とんでもないこと言ってたのは、結構覚えてて、気が楽になったよ。
あん時はありがとうね〜。あ、じゃもう寝る〜

明日も学校ということもあり、ここで逃げられてしまいました。

様々な受験生がいるから、直前までガツガツ勉強した方がいいという人もいるだろうし息子みたいに、見直し程度にする人もいるかと思います。

でも、息子と話してみて思ったのは、子供は思った以上に緊張している、ということ。

考えてみれば、わずか１２歳の子供ですしね。

一見ナメてるような態度を取っていても、実は緊張の裏返しだったりとか。

だから、各ご家庭なりのやり方で、「緊張」をほぐしてあげてください。

「合格」とか「不合格」にとらわれず、１年、２年と積み上げてきた子供の実力が如何なく発揮できるように。

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